2022年 読みたい・読んだ本リスト(随時更新)
2022-01-08 09:51:44
- Tags:
- 本
最終更新日:2022/05/17
読みたい本を記載しておく。
リストは随時更新するので、読んだ本リストにもなるかな。
小説系はネタバレ関係なく書いているので、気になる人はその項目は読まない方がいいかも。
去年読みきれなかった本は今年にも追加している。
ちなみに、過去分は下記
目次
- 高性能紙飛行機: その設計・製作・飛行技術のすべて
- 銃・病原菌・鉄 下巻
- キラキラネームの大研究
- 上達するヒント (最強将棋レクチャーブックス(3))
- 上弦の月を喰べる獅子(上)
- 上弦の月を喰べる獅子(下)
- スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選
- あるかしら書店
- 犬ぞり探検家が見た! ふしぎな北極のせかい
- 超高速! 参勤交代
- 超高速! 参勤交代 リターンズ
- なん者ひなた丸ねことんの術の巻 (なん者・にん者・ぬん者)
- われらはレギオン4 驚異のシリンダー世界 上
- われらはレギオン4 驚異のシリンダー世界 下
高性能紙飛行機: その設計・製作・飛行技術のすべて
2021年からの継続
もってるのだけど、まだ読んでない
銃・病原菌・鉄 下巻
2021年からの継続
途中から全然すすんでない
キラキラネームの大研究
2022/01/05 読了
きっかけは、光宙と書いて「ぴかちゅう」という名前は本当はいないのではないか?という情報をどこかでみて、
それを調べた人が本を書いているということを知ったから。
キラキラネームをつけるのは何故かという問をテーマに、漢字や読み方の歴史を探っていくという趣向で、
知らなかったことが色々とあって楽しかった。
特に明治始めのころに国民全員が姓名の形式の名前を名乗るようになった際、
結構突飛な名前が多かったというのは意外な事実。
気軽に読むには最適だけど、
研究として突き詰めているかと言われれば微妙な点があるかな。
ところどころで、「〜違いない」とか、「推察する」とか出てきて、
え、そこは調べないの?とは思った。
まあ、本筋に関係ないところだからそれでも話は通るんだけど、
与える印象はよくないかな。
そして、誰かがAmazonレビューで書いていたけど、
実際にキラキラネームをつけた親への聞き取り調査がないのは、確かに片手落ち感がある。
なので、この本はキラキラネームの大研究というより、
キラキラネームを発端にして、漢字や読みの歴史を探ってみたという本なのだと思う。
上達するヒント (最強将棋レクチャーブックス(3))
2022/01/08 読了
よくある将棋の本は、特定の陣形に焦点をあてたものや詰将棋が多く、
もう少し全体的な考え方について書かれた本がないかなと思って探していたら、
ネットでこれがオススメされていたので、手にとってみた。
著者はご存知、羽生永世七冠。
元々は羽生さんが海外で将棋を指す人のために書いた内容を改めてまとめたもので、
全13章あるが、各章で取り上げる棋譜は海外でのアマチュア大会がほとんど。
ここだけで結構珍しいなと思う。
内容は結構難しい。
僕は初心者だから、9章ぐらいまでは書いてあることは理解できるけど、実践はまだできないなということばかり。
10章以降は全然想像つかないぐらいレベル高い。
きっとまた中級者ぐらいになってから読むと分かることも多いだろう。
そんな理解状況だけど、それでも、
盤面の見方や形勢判断、歩の使い方などは新しい発見で、ためになったと思う。
惜しむらくはKindle版がでてないこと。
上弦の月を喰べる獅子(上)
2022/01/01 読了
感想は下巻と一緒に。
上弦の月を喰べる獅子(下)
2022/01/09 読了
夢枕獏を知ったのは、昔NHKでやってた、稲垣吾郎と杉本哲太の陰陽師をみてから。
雰囲気が良かったので原作を読んだのがもう20年近く前。
そこからずっと陰陽師シリーズは読み続けているが、
他に読んだ夢枕獏の作品は、
「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」
だけ。
すごい長編だったけど、陰陽師に慣れている僕にはあまり印象に残らなかったなと思ってた。
で、最近本作「上弦の月を喰べる獅子」を知ったので、勝手に新作かと思って読んでみた。
最後のあとがきにて、結局これが、陰陽師よりも前に書かれていた本だと知ったが、
そんな昔にこんな小説を書けるのはスゴいと思った。
内容が知りたい人は読んでもらうとして、
この話は螺旋がメインテーマになっていて、
最後主人公が死んで発見されるんだけど、
それが仏陀に転生したみたいな感じになっていて、
ああ、仏教の輪廻転生を表している、つまり、螺旋なんだなってことが想起され、綺麗に終わっているのがすごかった。
僕の中で、かなり好きな方の作品となった。
スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選
2022/01/10 読了
現代のSF作家が集まってゲームに焦点を置いたアンソロジー。
レディ・プレイヤー・ワンのアーネスト・クライン関連で知ったので読んでみた。
各作家がそれぞれ面白いところを取り上げているが、
僕が面白いと思ったのは、
ホリー・ブラックの「1アップ」と、ヒュー・ハウイーの「キャラクター選択」
どちらも短編としてすごくまとまっているし、設定が上手い。
他のだと、とっつきにくいやつや、オチが弱いというものがあるが、
この2つはのそんなことなくて、非常に楽しめた。
コリイ・ドクトロウの「アンダのゲーム」も面白いのだが、
短編にするにはちょっとページが足らないので、
是非とも長編で読みたいところ。
わずか一日で読んでしまえたので、気軽に楽しめるSFとして良かった。
なお、翻訳がほとんど、中原尚哉さんだったのは最高。
この人の他の仕事の、「死者の代弁者」の新訳版とか「ネクサス」は翻訳に違和感なく読めたので、結構気に入っている翻訳者。
あるかしら書店
2022/01/23 読了
実は去年子供が読みたいというので図書館で借りて読んでたのだが、
また今年になって再度読みたいということでまた借りた。
よくこういう発想になるなーってのが多くて、
ヨシタケシンスケさんの中では結構好きだな。
本好きにはたまらないと思う。
特に水中図書館の話が好き。
犬ぞり探検家が見た! ふしぎな北極のせかい
2022/04/02 読了
NHKのカネオくんで、山崎哲秀さんが紹介されていて、
すごいなーと思って、その人の書いた本を読んでみた。
北極の様々な紹介なので、「へぇー」と思いながら読める。
一番面白かったのは、最後のほうの奥さんとの馴れ初め。
やはり、こういう特別な人には特別な奥さんがいるもんだなと思った。
超高速! 参勤交代
2022/04/04 読了
佐々木蔵之助主演で映画化したやつの原作。
映画は普通のコメディだったけど、原作が評価が高いので図書館で借りて読んでみた。
確かに小説のほうが人物の深堀りがされていて、面白いし、話がまとまっている。
クライマックスも、映画のような皆で戦う感じではなく、面白い。
もちろん、設定はめちゃくちゃだけど、それ関しては、そういうものとして読むべきだし。
ところどころ、カッコいいシーンも出てくるので、ただのお笑いになっていないのがいい。
わずか一日で読めてしまったので、続編のリターンズも読もうかな。
超高速! 参勤交代 リターンズ
2022/04/18 読了
またしても読み始めから一日で読んでしまった。
やっぱり映画版よりよっぽど面白い。
松平信祝の策も結構深くて、逆襲って感じがする。
でも、最後のクライマックスはかなり急いだ感じがするなー。
もうちょっと丁寧にできたような気がする。
まあ、面白かったからいいけど。
なん者ひなた丸ねことんの術の巻 (なん者・にん者・ぬん者)
2022/04/22 読了
シリーズ全部読むことにしたので、別記事に切り出した。
われらはレギオン4 驚異のシリンダー世界 上
2022/04/23 読了
感想は下巻と一緒に。
われらはレギオン4 驚異のシリンダー世界 下
2022/04/29 読了
非常に気に入っているSF「われらはレギオン」シリーズの最新作。
英語の原作が以前発売されていたのは知ってたんだけど、
和訳はいつだろうってずっと期待していたので、
ついこないだ発売されたのを見かけて、すぐKindleで購入した。
アザーズを倒した後、ボビヴァースがどのようになっていくのだろうと思っていたが、なるほどこうなったか。
やっぱりどこまでいっても政治からは逃れられないのね。
ちゃんと前作までの謎だったベンダーのことが軸になっていて、探検があったり、陰謀があったりして、面白かった。
このシリーズはまだまだ構想しているらしく、新作が待ち遠しい。
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