Ruby on Rails インストール(rbenv使用)

2012-08-19 15:01:23

今回、RubyとRailsに初挑戦。
最初なので手軽なのがいいが、プロジェクト毎にバージョンを分けたいので、
Rubyのバージョン管理ツールであるrbenvを使う。

備忘録として残しておく。
なお、いつも通りシェルスクリプトはbash。

■環境

  • Ubuntu 12.04 LTS Desktop
  • Git 1.7.9.5 インストール済み

■対象

  • Ruby 1.9.3
  • Ruby on Rails 3.2

■手順

1. Gitはインストール済みなので、飛ばす

2. 各種パッケージインストール

$ sudo apt-get install zlib1g-dev libssl-dev libreadline-dev libyaml-dev libxml2-dev libxslt-dev libsqlite3-dev g++

いくつか既にインストールされているものもあったが、問題なく終了

3. RVM の除去

入っていないので、飛ばす

4. rbenv のインストール

$ sudo apt-get install rbenv
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc

5. ruby-build のインストール

$ git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git
$ cd ruby-build
$ sudo ./install.sh

~/にruby-buildとできるのはいやだったが、install.shの中みてみると、
どうやら/usr/local配下にコピーしているだけなので、特に影響はなさそう。

6. ruby のインストール

$ rbenv install 1.9.3-p194
$ rbenv rehash
$ rbenv global 1.9.3-p194

2012/08/19時点での最新版も参考URLにある通り、1.9.3-p194
一行目で
/usr/local/bin/rbenv-install: 行 66: rbenv-hooks: コマンドが見つかりません
と出るが、とりあえず問題ない。

$ rbenv version

で、1.9.3-p194 (set by /home/tavi/.rbenv/global)と出るので
問題なさそう。

しかし、

$ which ruby

で、既存のrubyのパス/usr/bin/rubyが表示されてしまった。

$ ruby -v

でも、古いのが有効になっている。

$ sudo apt-get remove ruby

したけど、なんだか残ってるっぽい。
ちなみに合わせて以前インストールしたALMinium(Redmine)もアンインストールした。
apache2は残ったけど、大丈夫だろう。

では、

$ sudo rm -rf /usr/bin/ruby

を実行(大丈夫かな?)
とりあえず、いなくなったけど、rbenvのrubyが認識されていない。

うーん、分からないので、とりあえず、bashを再起動して、
再度rubyのインストールをやり直した。

$ rbenv install 1.9.3-p194
$ rbenv rehash
$ rbenv global 1.9.3-p194

すると、

$ which ruby

で、~/.rbenv/shims/rubyと出るし、

$ ruby -v

でruby 1.9.3p194 (2012-04-20 revision 35410) [i686-linux]と表示される。

また、~/.rbenv/shims/には、rubyだけじゃなく、gemやrakeもはいってる。

一応できたが、既存rubyを削除したのはよかったのか?
疑問が残るがとりあえず進む。

7. .gemrc の作成

$ vim ~/.gemrc

で以下を記述

install: --no-ri --no-rdoc
update: --no-ri --no-rdoc

8. Ruby on Rails 3.2 のインストール

$ gem install rails
$ rbenv rehash

gemがちょっと長いけど、問題なし。

9. 作業フォルダの作成

~/develop/ruby/railsを作った。
ここにsampleとして作成する。

10. 動作確認用の新規アプリケーションの作成

$ cd ~/develop/ruby/rails
$ rails new sample --skip-bundle
$ cd sample

11. Gemfileの編集

$ vim Gemfile

下記部分を探し、コメントアウトされているのを外す

# gem 'therubyracer', :platform => :ruby

12. 依存パッケージのインストール

$ bundle install

わりとすぐ終わった。

13. 簡単なユーザー管理機能の作成

$ rails g scaffold user name:string email:string
$ rake db:migrate

14. アプリケーションの起動

$ rails s

15. 動作確認

http://localhost:3000/usersにアクセスすると、ちゃんとページが表示される!
ふーん、確かにこりゃ簡単だ。
開発効率がいいってのもうなづける。

次は、MongoDBを使ってRailsを色々触ってみよう。

■参考

Ruby on Rails 3.2 を Ubuntu にインストールする手順をかなり丁寧に説明してみました - Rails 雑感 - Ruby on Rails with OIAX




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