Tavi's Travelog

ドラクエ７はドラクエファンの間ではあまり評価が高くない作品だ。
だけど、僕はこのドラクエがかなり好きだ。
３が好きなのは書いたけど、それと同じくらいかもしれない。

初めて自分のお金で買った作品というのもあるかもしれない。
中学生の夏休み、発売日当日だったけど、部活があったので、
その帰りにゲーム屋に寄って手に入れて、それからずっとやってた。

PS版は石版集めが大変で、結構苦労した。
当時は攻略サイトはないし、攻略本も買ってなかったから、
自力で探すしかなかった。

でもそれがなんだかんだ楽しく、最後にはオルゴ・デミーラを倒すところまでちゃんと進めることができた。

そんなドラクエ７だが、
スマホ版で出てたので、久々にやってみた。
最近、攻略サイトをいちいち見てゲームをするということがつまらなくなっているので、
基本的に全部自力でやった。

一度やったことあるといっても、忘れていることが多いので新鮮さがある。

改めてやってみると、本当にストーリーが重いなと思う。
人間の暗さなどが色んなエピソードで出てきて、本当にドラクエかと思うぐらい。
だけどこの重厚なストーリーが好きなんだよね。
軽いだけのノリだと飽きがくるし。

こうやって様々な世界で色んなものを見てきた主人公が最後オルゴ・デミーラを倒すというのも王道。

それに主人公は元は漁師の息子という平凡な感じもかなりいい。
実は終盤で出自が匂わされるのだが、それが直接ストーリーに影響を与えないし、
最後は、主人公は漁師になるのも終わりがすっきりしている。

また、ドラクエ７では、仲間との会話ができるが、
重いストーリーの中、本当にマリベルの発言には救われる。
しかも会話のテキスト量が半端ないので、
何か行動を起こした後にいちいち仲間の話聞いていたもん。
色んな発言があって、非常に楽しい。
この重いストーリーを無言でやってたら辛いだろうなと思う。

そういえば、システム面で嬉しいのは、
職業が変わっても、各キャラが装備できる武器や防具は変わらないところ。
最近はそういうゲームが増えているせいで、没個性化しているんだよね。
装備によってキャラがたっていて、
また職業変えても戦法を大きく変えなくていいのはストレスを感じず楽しかった。

そんなこんなで、最後オルゴ・デミーラを倒すところまでやった。
合計時間100時間。
７はドラクエの中でも長いほうだけど、
それ以上に、はかいの鉄球とるためにカジノで頑張ってコイン増やしたり、
職業をマスターしていくのが楽しくて、20〜30時間はそっちに費やしてた感がある。

裏ボスの神さまは、19ターン以内に倒すと色々もらえるみたいなので、
全職業マスター、レベル99までやってから倒そうかな。