予備はんだって何よ キースイッチソケット設置 - Claw44 ビルドログ07
2021-06-27 07:32:44
今回はキースイッチソケットを取り付ける。
5. キースイッチソケットの取り付け | yfuku docs
予備はんだ
ここで初めて出てくる言葉として、
予備はんだ
というものがある。
はんだづけをする予定の部分に、
予めはんだをつけておき、
その後はんだづけしたい部品を置いて、
再度温めることではんだづけを完了させる。
はんだづけは、
はんだごてとはんだで両手でやるので、
手を使わずには部品を抑えておくのが難しいところや、
はんだを差し入れるのが厳しい場所などでよく使われる。
失敗してもやり直せるはんだだからこそ可能な方法といえるね。
キースイッチソケットが固定が難しいので、今回はこの予備はんだを行う。
実践
キースイッチソケットは、キースイッチを交換可能にするための部品。
なくてもキーボードを作ることは可能だけど、
キースイッチを気に入るかどうか分からないし、長く使っていると変えたいと思うかもしれないので、
やはり付けておくべきだと思う。
こんな感じに入ってる。
基盤の裏面にキースイッチソケットの形に合わせたマーカーがあるので、
それに沿って配置する。
なお、これはあくまで位置の確認用。
予備はんだするので、どかしておく。
予備はんだのための、はんだごての温度は前と同じの340度。
コテ先はやりやすいのでいいと思うけど、
予備はんだするところが小さいので、先が細いやつにした。
こんな感じにはんだをつけておく。
金色の四角の部分に、少しこんもりさせる感じ。
少なすぎると後で追加が必要になっちゃうけど、
多分普通にやればこれくらい乗ると思う。
で、予備はんだしたところにキースイッチソケットを置いてみる。
まだ上に載せただけ。
ここから、両端のU字になっている部品(予備はんだの真上)をはんだづけする。
ピンセットでキースイッチソケットを抑えつつ、
コテ先をU字に差し入れ、予備はんだを温める。
すると、予備はんだが溶けて、U字部分が溶けた分基盤に密着した状態になるので、
コテ先を離して完了。
そのままの勢いで、もう片側もやってしまう。
ぶっちゃけ、この予備はんだは、
公式のビルドログがわかりやすいので、そっち見たほうがいいと思う。
キーボード作ったのは一年前だけど、そのときより、公式がさらにわかりやすくなっている。
3つほどつけてみた感じ。
一番右のがそこそこ上手くいった。
全部やってみる。
下記の一番右のようにちょっと失敗したところもあるけど、
キーボード完成させた後に、ここがダメで動かないとかなかったので、
多少不細工でも問題ないと思う。
まとめ
- 予備はんだは、マスターすると普通のはんだづけより楽。
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