アナログテスターで通電チェック - Claw44 ビルドログ06
2021-02-07 21:50:44
前回はんだづけしたところがちゃんとできているのか、
通電チェックをして調べてみる。
これは公式のビルドログにはないんだけど、
はんだづけが初めてだとやっておいた方がいい
導通チェック
僕が使ったのはアナログテスターなので、
参考はこのあたり。
アナログテスターの使い方 【通販モノタロウ】
ダイオードの測定 【通販モノタロウ】
電気屋が伝授!テスターの使い方を図で分かりやすく説明 | 電気エンジニアのツボ
何のためにやるのかと言えば、
ちゃんと電気が通っているかを確かめるため。
やり方としては、回路の抵抗を測り、抵抗が検出されるか確認する。
抵抗が検出されれば、無事電気は通っているということ。
実践
これがアナログテスター
色々と測れるみたいだが、今回は右下のkΩのところにする。
まず、テスターの赤と黒の端子を触れさせる。
この動作をショートという。短絡の意味だね。
この状態が抵抗なし(0Ω)のはずなので、
ショート状態で目盛りを0になるようにする。(つまみは0Ω-ADJって書いてあるところ)
次にまだはんだづけしていないダイオードを出し、
端子をダイオードの足に触れさせることで抵抗を検出できるかを測る。
画像のように目盛りの針が振れて、今回は5kΩを指した。
このダイオードは5kΩということか。
ちなみに、ちゃんと向きがあって、
ダイオードはアノード(線がない側)からカソード(線がある側)に電流が流れるので、
アノードに正極端子、カソードに負極端子が触れるようにすると、抵抗があるかどうかわかる。
アナログテスターの抵抗を測るモードでは、黒が正極で赤が負極なので、
黒を線がない側にあてる。
(画像が細かくて見づらくてごめん)
反対に当ててしまうと電流が流れないので、針が振れないと思う。
ここまでやったら準備ができた。
実際にはんだづけしたダイオードを測っていく。
こんな感じで黒の端子を、ダイオードの線がない側がはんだづけされたところから回路が繋がっている、キースイッチがはまる部分にあてる。
画像ではダイオードの上方の四角い部分にあてている。
次に、赤の端子を、はんだづけされたダイオードの反対側から回路が伸びている先の、ProMicroが設置されるところの穴にあてる。
最初は分かりづらいが、回路がどこに伸びているかをしっかりと追っていくとよくわかる。
Claw44は左右の基盤で行と列の回路の伸び方が違っているので、
何度も表裏と確認しながらどこに繋がっているかを確かめるといいと思う。
端子をあてたときにさっきと同じ抵抗(ここでは5Ω)が検出されれば、正しくはんだづけができているということ。
これで実際にキースイッチを押したときみたいに、電流がアノード側から流れ、
カソードまでいって、ProMicroに信号としてたどり着くかがチェックできるということだ。
はんだづけした部分を一個一個導通チェックして、問題ないのを確認する。
もし流れてないところがあったら、そこははんだづけをやり直す。
幸いに今回は一つも問題なかった。
そして、まだはんだづけしていない部分もはんだづけして、導通チェックが通ることを確認する。
全部がはんだづけ+導通チェックが終わったら、テスターの出番は終了。
まとめ
- あとでキーボード完成させてから導通失敗していると、後で開けるのが面倒いので、ここでしっかりと導通チェックをやっておくことが大事。
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