自作キーボードを買ってみた - Claw44 ビルドログ01

2020-04-22 06:52:44

「自作キーボード」という世界を知ってる人がどれだけいるか分からないけど、
今回はこの特殊な世界(通称「沼」)に入ってみたので、その制作過程を書こうと思う。

きっかけ

元々は特にキーボードにこだわりは特になかった。
Macなら付属のキーボード使うし、会社で割り当てられたPCのキーボードを使うことに抵抗もなかった。
せいぜい今まで能動的に欲したのは、PC自作したときに買った2000円ぐらいのキーボードかな。
周囲では自分の気に入ったキーボードやマウスを持ち込んで、それじゃないと仕事できない!って人も見かけたが、
まあ人それぞれだよねって思ってた。

初めて特殊なキーボードを見たのは、
確か数年前ぐらいだったと思うけど、左右分割キーボードが流行り出したときに、ネットの記事か何かでみかけて、
へー、こんなキーボードがあるんだ、面白いって思った記憶がある。
しかし、値段がかなり高いので、まあいつか買えたらいいなぐらいだった。

それが、たまたま最近、周囲で左右分割キーボードを使い出した人がいて、
少しずつGoogle検索し出したのが今回の始まり。

そこから、
最初は、ErgoDoxという左右分割キーボードを調べ、
でも自分で作るのは無理だわーと思い、
ErgoDox EZ という製品がほしくなり、
さらに日本でも結構自作キーボード流行っている(?)ことを知り、
キーの配列を自由にいじれたり、デザイン性の高いキーキャップを作ったりできることに興味を覚え、
色々みていくうちに、ErgoDoxのキー数って多くね?って思ってしまい、
もっとキー数が少なくてカッコいいキーボードないの?って検索し始めた。

そして、その中で一番琴線に触れたのが、Claw44だった。

自作キーボード Claw44とは? - yfuku blog

やっぱり特徴は親指の部分。
名前に通り、「爪」感が出てて、超かっこいい。
しかも、デザインのためだけじゃなくて、実用性を考えて作られているのが、非常にGood。

正直電子工作なんてやったことないし、自分ではんだづけをやったりする必要があるのは不安で、
完成品が買えたらいいなとは思ったのだけど、
このClaw44はビルドガイドがしっかり書かれているらしいし、初心者でも作りやすいと聞いたので、
腹をくくって沼に飛び込んでみることにした。

ということで、ここから本題です。(なげーよ

買ったもの

  • キーボード本体

Claw44 v2 ProMicroセット - yfuku - BOOTH

  • キースイッチ(とケーブル)

Gateron Ink スイッチ(10個入り) | 遊舎工房
USBケーブル Micro B 1m | 遊舎工房
TRRSケーブル 1m | 遊舎工房

  • キーキャップ

“3D” キーキャップセット:基本セット - DMM.make クリエイターズマーケット
Claw44 の親指 - DMM.make クリエイターズマーケット

しめて、34,000円也。
金額はがっつりいったなー。。。
(妻にはまだ言ってないw

基本的には、Claw44の作者のyfukuさんが書いたおすすめセットで揃えた。

僕の考えた最強のClaw44の組み合わせ - yfuku blog

ただし、キースイッチは、
Gateron Ink Switchesの単なるBlackではなく、Silent Blackにした。
あまり音がうるさいキーボードが好きじゃないというのもあり、静音性はゆずれないポイント

元々はCherry MX の静音赤軸(通称ピンク軸)にしようかと思っていたが、
3Dキーキャップを選ぶので、グラつきがないやつにしたほうがよいということで。
Gateron Ink Switchesを実際に触って試してみたかったのだが、
緊急事態宣言が出たために、遊舎工房(自作キーボードの聖地 in 秋葉原)の店舗営業が自粛になってしまったので、試せず。
おのれ、コロナめ。
これは実際に作ってみたら、また使用感などを書こうと思う。

キーボードのキットは、ちょうどv2のBeta版が売り切れるタイミングで、
悩んでいるうちに売り切れになってしまったので、遅かったかと思ったのだが、
すぐに、正式版のv2を売り出していたので、飛びついた。(おそらく一番手?)

キーキャップは、DMM.makeで、”作ってもらうことを注文”するらしい。
準オーダーメイドみたいなもん?
素材は、MJFのPA12GB ブラック磨き
値段的にも一番高いが、MJFじゃないと実際に使うには不十分ということで。
PA12とPA12GBの違いはよく分かっていないが、GBのほうが進化版ってことらしい。

頼んでからどれくらいで届くのかということだが、僕の場合はこうだった。
キーボード本体:4/8夜注文、4/10到着
キースイッチなど:4/8夜注文、4/11到着
キーキャップなど:4/8夜注文、4/9,4/10とそれぞれ制作開始、4/17制作完了、4/18到着

新型コロナウイルスの影響で宅配が遅れると思ったが、全然そんなことなかった。
届けてくれた方たち、本当にありがとうございます。

住んでいる地域や状況にもよると思うので、あくまで目安でお願いします。

開封の儀

claw44_01

クリックポストで届いたのが、おもってたより、全然サイズが小さかった。
B5サイズぐらいか、それよりちょっと小さいぐらい。
PCは自作したことがあったので、自作というとパーツ類はごっついイメージあったが、
こんな小さく収まるの!?って感じ。

claw44_02

中身。
そそられるパーツがいっぱいあって、
これはどう使うんだろうとか、
ダイオードってこんな小さいのとか、
数がちゃんと入っているか確かめるのきついwとか、
めっちゃ楽しい!

実は最初、真ん中あたりに写ってる百足みたいなパーツ(コンスルー)が入っていなかったらしく、
別送しますと案内がきてた。タイミング的には同時には届いたので、何の問題もなかった。

claw44_03

ステッカーもカッコいい!
どこに貼ろうかな。

claw44_04
claw44_05

基盤(PCBというらしい)
普通、左右分割キーボードでは、左右でPCBは同じものを裏返して使うらしい。
ただ、そのために製作時に間違えることも多いのだとか。
このClaw44のv2は、左右で別々のPCBで、ちゃんと左手用、右手用と書いてあるからわかりやすい。

キースイッチとキーキャップは、実際に組み立てるときに、写真掲載予定。

まとめ

  • ビルドログと称して、まだビルドしてない罠

次回からちゃんと作っていきますー




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