偶然について
2013-02-16 23:36:31
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- 考え方
人はよく「偶然だ」と言うけれど、(ご多分に漏れず僕も)
その「偶然」が起きる確率ってのは結構多い気がしている。
たとえば、0〜9の数値をランダムで出していって、
同じ数が4回までのうちに出ない確率は、0.9 * 0.8 * 0.7 * 0.6 = 0.3024 ってことで、約30%
5回なら、約15%
6回なら、約6%
7回なら、約1.8%
うーん、つまり100回やったら、1〜2回はそういうことがあるって、
僕としては「偶然」って言葉にはそぐわないぐらい多いほうだと思う。
たぶん、各個人の偶然がどれくらいと感じているかという主観的な問題ではあるものの、
人は昔から偶然をもとめたがるのかなと。
期待が加われば、偶然って言葉はよく使われることになるからね。
つまり、その人にとっての「偶然」が起きる確率はどれほど期待しているかに依るのかもしれない。
また、よく起きることはすでに偶然ではないのだけれど、
それを「偶然だ」と言うことで、あまり起きないことのように錯覚してしまうということもあると思う。
それによって、本当に滅多に起きない偶然と、よく起こる「偶然」が混同されてしまっているのかも。
混同というと変だが、つまり二つの間の乖離が激しくなっているのに、それに気付かないって状態になるのかも。
それがどーだということではないが。
なんだか全く論理的な思考ではない気がするけど、まあいい。
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